ALL TIME STARS

2016.6.21

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

最高のテクノロジーと究極のパフォーマンスへの挑戦

メルセデス・ベンツにおけるモータースポーツの歴史、そして打ち立ててきた数々の記録は、最高のテクノロジーと究極のパフォーマンスへの挑戦を示すものであり、今年度の英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードへの出場はその成功を証明した。グッドウィルのヒルクライムレースのスターティングラインナップには、モーターレーシングの歴史を書き換えてきた自動車が並ぶ。ドライバーを務めるのは、ローランド・アッシュ、エレン・ロール、クラウス・ルドヴィク、ヨッヘン・マス、スージー・ヴォルフなどのメルセデス・ベンツ・クラシックの名だたるブランド大使である。

ヴィルヘルム・マイバッハが設計したメルセデスの1906年製120馬力レーシングカーによって、メルセデス・ベンツのモータースポーツの伝統がいかに奥深いものであるかが証明されただろう。

メルセデス・ベンツの研究・開発は、2016年のフェスティバル・オブ・スピードのテーマでもある「限りなきパワーの追求」に重点的に取り組んできたもので、ちょうど130年前にあたる1886年、カール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーが自動車を発明した時から変わることなく、受け継がれてきた精神である。

それは、今回のグッドウッドにも出場するメルセデス・ベンツ1938年製 540Kストリームライナーを見ても明らかである。

0.36という画期的な空気抵抗係数を実現することで、170km/hの走行速度が可能。スーパーチャージャーにより、185km/hのトップスピードを実現する。当時のスピード記録を大きく塗り替えた伝説の2台、W 25/W 125メルセデス・ベンツ「シルバーアロー」が、グッドウッドにも登場した。W 125は、1938年、ルドルフ・カラツィオラが公道上で432.7km/hという絶対的伝説を残したモデルで、この記録は今も被られていない。

モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツの成功

20世紀後半のモータースポーツにおけるメルセデス・ベンツの成功は、フェスティバル・オブ・スピードに出場するハイクラスカーが証明している。1957年製メルセデス・ベンツ300 SLSは、ポール・オシェイが北米スポーツカー選手権で優勝したモデルである。現在に至るまで、1977年製280Eのラリーカー(W 123)、1988年製ザウバーメルセデス C9グループCレーシングカー、1996年製メルセデス・ベンツ1834 Sレーシングトラック、メルセデス・ベンツ SLS AMG GT3カスタマースポーツレーシングカーなど、メルセデス・ベンツは数々の名車を生み出してきた。

オシェイの300 SLSは、当時の300 SLロードスター(W 198 II)を基に開発されたものである。これに近いモデルである300 SLロードスターは、メルセデス・ベンツ・クラシックのオールタイムスター(ATS)ブックにも掲載されており、グッドウッドにもゲストとして登場した。1960年に製造されたこの車は、オリジナルのディテールや信頼性にこだわってメルセデス・ベンツ・クラシックが復元したものである。次にATS車として注目されるのがAMGメルセデスCクラスレーシングツアラーで、ベルント・シュナイダーが1996年、国際ツーリングカー選手権で準優勝を飾った車である。いずれもメルセデス・ベンツUKのスタンドに展示され、販売される予定だ。

第21回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、2016年6月23日から26日まで開催される。

今回のフェスティバルは6月23日(木)、世界の四輪・二輪メーカーが最新モデルを発表する「ムービングモーターショー」で幕を開けるが、当日は、メルセデス・ベンツも英国市場向けの新車のプレミア発表を行う。6月24日(金)から6月26日(日)までは、フェスティバル・オブ・スピードをフルに楽しめるプログラムとなる。ドライバーのパドックがのぞける展示、最大1.86kmのヒルクライム、ウッドランドラリーコースなどのレースなどに注目が集まる。スターティングラインナップには、最新のレーシングカーだけでなく、クラシックなレーシングカーが参加し、F1を代表する車が2016年フェスティバル・オブ・スピードにゲストとして招かれる。

世界チャンピオンの座に君臨するメルセデスAMGペトロナスとともに、6チームが参加する一方で、フォーミュラEもグッドウッドでデビューを飾った。期間中の開場時間は、7:00~19:00で、ヒルクライムレースのスタートは8:45。

1993年、マーチ伯爵・キンララ伯爵であるチャールズ・ゴードン=レノックスが始めたこのフェスティバルは、世界のクラシックモーターカー界では最も重要なイベントの一つである。数々のモーターレーシングの歴史とそのスピードを華やかに彩ってきたレーシングカーやスポーツカーを中心として、スポーツタイプ四輪と二輪の文化と魅力を称えるイベントとなっている。マーチ卿を中心とする主催者側は、今年も世界各国から15万人以上の参加者が集まるだろうと予想している。

  • CONCOURS EDITION
  • COLLECTORS EDITION
  • DRIVERS EDITION
  • 総排気量 3L以上
  • 総排気量 3L未満

走行距離(km)

100,000

50,000

0

100,000

50,000

0

1980s
1990s